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2017/11/12

ハリルジャパンに求められる「自信」と「勇気」…ブラジル戦で見えた現在地とは

こんにちは。
サッカーファンです。




世界におけるハリルジャパンの現在地はーー。そう問われた長友佑都は「難しいな……」と伏し目がちにつぶやきながら、ミックスゾーンの片隅で思案を巡らせた。

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時間にして約20秒程度だっただろうか。今回のブラジル戦で日本代表通算100試合出場を果たした31歳のベテランは、自らの経験を踏まえつつ、自問自答しながらその答えにたどり着こうと試みた。

「ブラジルは本気じゃなかったでしょ。後半は特にそうだし、前半もフワッと入っていますから」と切り出し、過去対戦の記憶を呼び起こしながら、今回の試合で見えたもの、そしてハリルジャパンの現在地について触れていった。

「(2013年に)ブラジルのホームでやったコンフェデとは勢いや威圧感が全然違う。確かに親善試合でやれた部分や自信を持った部分もあるけど、彼らが100パーセントではないから、正直何とも言えないです。ただ、それでも後半は迫力あるプレッシャーを掛けているという自信は持てた。センターバックのチアゴ・シウヴァも(パスを)出すところがなくてバタバタしていたし、ああいう状況にすればブラジル代表に対してでもペースが握れる。前半は相手をリスペクトする気持ちがあったり、彼らのスピード感に慣れていなくてズルズルと下げてしまったけれど、後半は恐れるものも失うものもないので前からいこうとした。あのブラジルが蹴ってきていたので、さすがにつなぐのが難しかったはずだし、後半は良い守備ができていたと思う。ここから一歩一歩進んでいきます」

■「自信」と「勇気」を持って戦うことの重要性

本大会でも優勝候補に挙げられるブラジル代表は、日本代表にとって“10回やって1回勝てれば”というレベルの対戦相手。日本サッカー協会の田嶋幸三会長も「ある程度の差があるのは覚悟の上だった」とマッチメークの裏側を明かす。

試合は早い時間帯にビデオ判定で認められたPKでネイマールに先制点を許してリズムを崩し、結果的に1-3で敗れてしまった。だが、ずっとアジアで戦ってきたハリルジャパンがこのタイミングでブラジルに完敗したことは、決してネガティブではない。今回の内容と結果を受けた選手たちが確実に何かを手にしたのは間違いないからだ。

ブラジル戦で敗れた選手たちが口々に語ったキーワードは「自信」。まさにハリルホジッチ監督が2015年の就任会見で「日本代表に取り戻したい」と語ったものだ。そしてもう一つのキーワードとして登場したフレーズが「勇気」。二度のワールドカップ本大会を経験している川島永嗣は「ワールドカップのグループステージでもこういう相手と対戦することになる。自分たちはもっと勇気を持って戦わなければいけない」と前を向いた。

選手たちは所属チームや国際大会でそれぞれ経験を積んできたが、ハリルジャパンとして挑む“世界”は今回の欧州遠征が実質的には初めて。

ブラジル、ベルギーとの2連戦は、ここまでチームとして積み上げてきた戦い方がどれだけ通用するのかを確認しながら、足りないものを知るためのゲーム。まさに本大会で結果を出すためのマイルストーンとなる試合となった。

前半はブラジル相手にチャレンジしきれず、さらにビデオ判定でPKを献上。できるだけ耐えて一発で決めるというゲームプランが狂ってしまった。本来ならば、緊張感ある試合展開に持ち込んで、相手に本気を出させたかったところだが、前半はブラジル代表をリスペクトしすぎて受け身になり、相手の思うツボにはまってしまった。これでは親善試合を真剣勝負に変えることはできない。

長谷部誠は「後半は確かに自分たちが前から(ディフェンスを)はめて、いい形を作れた。それをもう少し本気のブラジルにもっともっとチャレンジしたかった」と率直な思いを漏らした。

フランスリーグで日常的にネイマールらを相手にプレーする酒井宏樹も「後半は実際に良くなりましたけど、相手のモチベーションは下がっていたし、やっぱりフレンドリーマッチ。最低限でも後半の戦い方をベースにしないと前半のようになってしまう」と結果を憂う。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171112-00010006-goal-socc
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