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2016/08/11

戦う前から1次リーグ敗退が濃厚だった手倉森ジャパン

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【No Ball,No Life】

 リオデジャネイロ五輪男子サッカーで、日本の1次リーグ敗退が決まった。ここまで1分け1敗の日本はスウェーデンとの第3戦に、勝つか引き分ければ突破の可能性が残っていた。MF矢島慎也のゴールで1-0と初勝利を挙げたが、コロンビアがナイジェリアに勝ったため、B組2位以内に入れず決勝トーナメントに進めなかった。

 やはり、1次リーグで黒星が先行すると「他力本願」に陥ってしまう。ナイジェリアがコロンビアに勝てば日本にも風が吹いたが、それは淡い期待だった。同国はすでに2連勝でB組1位通過を決めていた。コロンビア戦は「消化試合」に過ぎず、前戦からメンバー5人を入れ替えた。メダル獲得を見越したナイジェリアの主力温存は当然のことだ。

 過去、第2戦を終えた時点で1次リーグ首位通過が決まっていたケースをひもとくと、1998年フランスW杯でのA組のブラジル、D組のナイジェリアがそれに該当する。ともに2連勝して迎えた第3戦。ブラジルはノルウェーに1-2で敗れ、ナイジェリアはパラグアイに1-3と大敗した。勝とうが負けようが首位が揺るがない試合では、やはり力を温存するのが定石なのだろう。

 日本は初戦のナイジェリア戦で4-5と大味な内容で敗れ、第2戦のコロンビア戦は2-2に辛くも追いついた。失点のほとんどがミス絡みで、国際大会の重圧に押しつぶされた形だ。開き直って臨める第3戦は持ち味を発揮したが、手放しで喜ぶ選手、スタッフはいないはず。

 当初、手倉森誠監督は24歳以上のオーバーエージ枠について、国際経験が豊富な選手の招集を望んでいたが、各国サッカー協会に選手を拘束する権利がなく実現できなかった。チームに落ち着きをもたらすA代表の主力級が1人でもいれば、勝てる試合を落とすこともなかっただろう。(サッカー担当・浅井武)


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160811-00000576-sanspo-socc
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