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2014/12/09

成長期のトレーニングはスポーツ障害に要注意

こんにちは。
サッカーファンです。




成長期のトレーニングはスポーツ障害に要注意


夕刊フジ 12月9日(火)16時56分配信










 【美人スポーツライター育成日誌】スポーツをするうえで大きな悩みとなるのが突発的に起こる「スポーツ外傷」や使い過ぎによる「スポーツ障害」といった身体のトラブルです。選手生命に影響をおよぼすような重症化を防ぐ必要があります。



 サッカーは、走る、止まる、蹴るなど状況に応じた急な動きが多く、捻挫や肉離れといったスポーツ外傷が多いスポーツ。さらに成長期にあたる小・中学生が発症しやすいのが使い過ぎによるスポーツ障害。このような時期に大きな障害をおこさないことが大切です。



 Jリーグのチームドクターの方に取材した際、日本人は小学校高学年から中学生にかけて急激に成長する「グローススパート(成長促進期)」をむかえ、この状態のときにスポーツによる負荷が加わると「使い過ぎ症候群」がおこるという話を聞きました。



 サッカーをする成長期の子供たちにとって代表的な下肢の使い過ぎ症候群として、「オスグット病」が挙げられます。脛骨粗面(膝から数センチほど下にある骨の出っぱり)に、痛みや腫れなどの症状があり、成長痛と勘違いされたりもするスポーツ障害です。重症化すると違和感が残ったり、長期にわたって治療が必要になります。オスグット病はほとんどが軸足に発症するので、両足を使うことも障害予防となるそうです。



 オスグット病が悪化するまえに、自分で練習前後に押してみて痛くないかをチェックし早期発見をすること、指導者が定期的な身体測定をおこない、現在グローススパートなのかを把握して子供にあった練習量の調節が必要です。また、膝関節と密接な関係がある大腿四頭筋(太もも前面)のストレッチも予防と改善につながります。



 成長期であるサッカー少年・少女たちは、技術を身に付けるために日々吸収し、努力しています。このような大切な時期にスポーツ障害を起こさず、健やかなサッカー人生を送れるようなトレーニングを継続していくことが、選手育成の重要なポイントだと思います。オスグット病は成長痛と間違えて放置されてしまうこともあるので、身体のケアについての知識を普及していくことも予防につながるのではないでしょうか。



■長谷川望(はせがわ・のぞみ) 1987年10月12日、福島県出身。ロンドン五輪で女子レスリング金メダリスト伊調馨を取材。2020年東京五輪を見据えサッカーを中心にスポーツの育成年代を取材し、女性ならではの独自の視点で、衣食住など幅広い分野から育成についてとらえている。フジテレビ系「とくダネ!」、TBS系元旦スポーツ祭り「2013年にかけるアスリートたち」、WOWOW「金曜カーソル」など出演し、現在サッカー専門ウェブサイト「ゲキサカ」(講談社)にて毎週火曜日にコラムを執筆中。





http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141209-00000019-ykf-spo
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