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2014/12/01

ドルトムントのトレーニング「ライフキネティック」とは

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ドルトムントのトレーニング「ライフキネティック」とは


夕刊フジ 12月1日(月)16時56分配信










 【美人スポーツライター育成日誌】ボルシア・ドルトムントは、ドイツのサッカークラブのなかでもここ数年で急成長を遂げたクラブです。2010-2011シーズンに9年ぶりの国内リーグ優勝、翌シーズンも2年連続でリーグ優勝を達成。UEFAチャンピオンズリーグ2012-2013では準優勝を飾るなどその名を世界に轟かせました。ドイツ代表にも選出されているマリオ・ゲッツェ選手(バイエルン)やマルコ・ロイス選手(ドルトムント)もドルトムントの下部組織で育ちその才能を開花させています。



 育成方法も進化しています。ドルトムントでは小学生年代の選手たちも取り入れている「ライフキネティック」というトレーニングがあります。大きな特徴は頭を使いながら行うこと。言わば脳トレを組み合わせたサッカートレーニングです。



 「ライフキネティック」を取り入れる目的は、早い判断力を養うことにあります。サッカーではいろいろな情報を瞬時に判断していかければいけません。しかしその判断を身体で表現することで、はじめてサッカーに活きてきます。脳で感知した情報を、身体で表現するまでをスムーズに行えるようにするのが「ライフキネティック」トレーニングです。



 ドルトムントのジュニア向けキャンプのため来日されたコーチを取材した際に、驚いたことがあります。それは「ライフキネティック」のための用具が数えきれないほどドイツにはあるということ。例えば様々な色のコーン。指定された色のコーンにボールを蹴り、さらに色のついたコーンを食べ物や数字に置き換えて、それを子供たちが覚えてボールを蹴るという事を行います。子供たちに何がどのコーンなのか頭で考えさせることで、脳で処理した情報を身体で表現するという力を鍛えることができるのです。他にも様々な顔の表情が描かれた色とりどりのボールなどがあるそうですよ。



 U-12は特に「即座の修得」ができるゴールデンエイジと呼ばれており、サッカーでも技術を身に付けるのに最適な年代と言われています。このような時期に判断をともなう技術を体得できれば、スキーを一度修得したら身体が覚えているように、サッカーを続ける子供にとって一生モノの財産となっていくでしょう。



■長谷川望(はせがわ・のぞみ) 1987年10月12日、福島県出身。ロンドン五輪で女子レスリング金メダリスト伊調馨を取材。2020年東京五輪を見据えサッカーを中心にスポーツの育成年代を取材し、女性ならではの独自の視点で、衣食住など幅広い分野から育成についてとらえている。フジテレビ系「とくダネ!」、TBS系元旦スポーツ祭り「2013年にかけるアスリートたち」、WOWOW「金曜カーソル」など出演し、現在サッカー専門ウェブサイト「ゲキサカ」(講談社)にて毎週火曜日にコラムを執筆中。









http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141201-00000021-ykf-spo
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